深邉司法書士事務所
地域情報
中津市
中津市は、もともと城下町として栄え、その後豊前地方でも有数の商業および農業の中心地として発展し、大正・昭和を通じて何度か合併が繰り返され市域は拡大し、2005年3月1日に旧中津市と下毛郡の4ヶ町村が合併し現在の中津市となりました。全国に名高い“耶馬溪”は多くの景勝地を有する観光地として知られています。
中津駅
大分県北西端に位置し、県下で3番目の人口を有する「中津市」。その表玄関になっているのが日豊本線「中津駅」です。特急を含む全ての列車が停まる駅で、1日の平均乗客数は約3千200人になります。
駅は、明治30年に初代の豊州鉄道の駅として開業し、明治34年に初代の九州鉄道に買収され、明治40年に国有化されました。その後、昭和52年に3代目に当たる現駅舎が完成し、昭和62年にJR九州の所属となって現在に至ります。
駅近くの観光スポットとしては、福澤諭吉が幼少年期を過ごした地ということから駅前に福澤諭吉の銅像が立てられています。そして、駅の北側500mほどの場所に「福沢記念館」および「福沢諭吉旧居」があります。
また、北西約600mの「山国川」から枝分かれした「中津川」沿いに日本三大水城に数えられ、また別名『扇城』とも呼ばれる「中津城」が立っています。ちなみに、この城は水門から川を遡った海水が入り込んで、潮の干満で水が増減するのが特徴になっています。さらに駅は市の中心市街地にあることから、駅周辺には「中津駅名店街」をはじめ数多くの商業施設が集積しています。その他、駅のホームには「日本一長いハモの椅子」と書かれた長いベンチと地元の一村一品運動を振興する目的で設置された「近辺の一村一品ご案内」という案内標が設置されています。