清水秀悦司法書士事務所
地域情報
一ノ関駅
岩手県最南端にあって県内で盛岡市に次ぐ人口と面積を擁する「一関市」。その表玄関になっているのが在来線の東北本線と大船渡線、東北新幹線「一ノ関駅」です。
寝台特急と臨時列車などを除く全ての列車が停車し、1日の平均乗車客数は約4千600人になります。
駅名の元になっている市の名前の「一関」は、平安後期まで奥六郡を支配していた安倍氏が、この地に一の関以下の砦を築いたことによるなど諸説がありますが確定はしていません。
駅の歴史は古く、明治23年に日本鉄道の駅として開業しました。その後、大正14年に 大船渡線、昭和57年に東北新幹線がそれぞれ開通しています。
主な駅弁としては、「三陸さんまかばやき弁当」や「いわいとりめし」、「平泉うにごはん」、「三陸海の子」、「平泉義経」、「平泉」、「三陸いくら弁当」、「かにめし」、「源義経東下り絵巻」、「平泉ふかひれ海鮮弁当」、「岩手県産牛焼肉弁当」、「岩手県産牛短角牛弁当」など、地元の食材をふんだんに使ったバラエティに富んだものが販売されています。
発車メロディとしては同駅と「花巻駅」でしか使われていない盛岡支社オリジナルバージョンの「Water Crown」が使用されています。
駅周辺の観光スポットとしては、駅の西方5㎞ほどの場所に古くからの景勝地である磐井川中流の渓谷「厳美渓」や駅の北東約6㎞の場所に砂鉄川沿いの渓谷「猊鼻渓」があります。
そして、平泉の文化遺産として知られる「骨寺村荘園遺跡」がある「中尊寺」が駅の北方約4㎞の場所にあります。
一関市
一関市は、2005年9月20日に旧一関市、花泉町、大東町、千厩町、東山町、室根村、川崎村の7市町村が合併し誕生。2011年9月26日には藤沢町と合併。岩手県南、宮城県北の中核都市としての役割を担っています。西に栗駒国定公園栗駒山、東に県立自然公園室根山を仰ぎ、温泉や多くの観光資源にも恵まれた自然豊かなまちです。