起業したいだけではダメ!起業アイデアの大切さ
独立起業したいなら起業アイデアを大切に!
事業アイデアは、事業を成功させるために必須のものです。
市場や顧客に喜ばれ、ライバルに勝つために必須なのはもちろん、良い起業アイデアはメンバーや従業員を探すときや融資を受ける時にも大きな力となります。
もし事業アイデアを考えず、ライバルと同じような事業内容で良いと準備を進めてしまうと、価格を下げて競争するか、ものすごい営業努力をする必要があり、とても苦労することになります。事業そのものを魅力的にする起業アイデアは、大量仕入れによる価格競争や人海戦術による営業展開が難しい小規模な事業者に競争力を与え、成功の確率を高めてくれるのです。
全てが素晴らしいアイデアである必要はない
起業アイデアの発想は、起業したいと思っている事業やそれに近い事業を見ることから始めます。起業したいと思っている事業を見て、「こうすれば、もっと良くなる」というポイントを探し、そこから発想を広げていくことで起業アイデアを作っていきます。
起業アイデアの工夫ポイントは、商品やサービスそのものだけでなく、販売や提供方法などでも構いません。よく見る商品をより良い方法で販売・提供したり、よく見る販売・提供方法でより良い商品やサービスを提供したりするだけで、十分魅力的な起業アイデアになります。
また、商品や提供方法が一般的だとしても、それを従来とは違うターゲットに届けるのも立派な事業アイデアです。例えば、「こんなものがあったらいいのに」という市場のニーズに対して、すでに存在する他市場から使えそうな商品やサービスを見つけ出して提供するのが、このタイプの事業アイデアとなります。
起業アイデアは「商品・サービス」「販売・提供方法」「販売ターゲット」のそれぞれにおいてどこかをより良くできていればそれで十分であり、全ての対象が改善されていなくても大丈夫です。