起業・開業のための様々な新規事業アイデア発想法
段階を前後させ新規事業アイデアを発想する
風が吹けば桶屋が儲かるではないですが、連続した各事象を追っていくことで起業・開業のアイデアを発想する方法です。
例えば、新幹線が登場した際に、新幹線が登場したから新幹線を製造しようとしても難しいですが、1段階ずらして、新幹線に乗る時間は長いから、途中でおなかがすく人もいるだろうし駅でお弁当を売ったらどうだろうかや、新幹線によって人の長距離移動をする人が多くなり、終着駅などでは宿泊ニーズも高まるだろうから、旅館を作ってはどうか、など、何かを中心にしてそこから派生するニーズを探すことで、新規事業のアイデアを発想する方法です。
元の新規事業アイデアから離れすぎないように
連続した事象を追っていく際に注意が必要なのは、事象を追いすぎることで、あなたの元々の動機や資源から離れすぎないようにすることです。
連続事象を追っていけば、発想をどんどん展開でき潜在的なニーズや将来的なニーズにたどりつけますが、興味のある事象をスタートにしても、あまりに展開させすぎるとあなたの好きなことや、得意なこと、資源を持った強みからかけ離れた新規事業アイデアに行き着いてしまうことは往々にしてあります。いくらチャンスがあると思えても、理由や動機が持てず、現在持っている資源が生きないアイデアでは、成功する可能性は低くなってしまいます。