理由や動機も大切、起業・開業で成功するために

理由や動機も大切、起業・開業で成功するために

継続が、起業・開業を成功に導く

起業や開業をする際の注意点としては、起業や開業することがゴールではなく、それはあくまでスタートであるということです。
起業や開業してからその事業を継続していければ、信頼が高まり営業や販売が楽になるだけでなく、ノウハウも蓄積され、専門分野が深まりよりレベルの高いサービスの提供ができるようになったり、新しい挑戦をしたりすることも可能になっていきます。
継続こそが、成功のための必須条件であり、そのためには長く続けられる起業アイディアや事業計画、資金計画なども大切になりますが、何より、心構えが大切になります。

理由や動機こそが、継続のための第一歩

起業や開業すると、様々な困難や障害にぶつかります。それらを1つずつ乗り越えていくことが、成功につながっており、その際には、起業や開業した際の理由や動機が心の支えとなります。
自分は「なぜ起業や開業したいのか」「なぜ起業や開業する必要があるのか」、しっかりと自分に問いかけ、その明確な答えを持っておくことが、事業を継続し、成功に向かって進んでいくための第一歩となります。

理由や動機の強さをチェックしよう

起業や開業を考えるきっかけは、決して特別である必要はありません。ささいな日常的な思いを出発点にしても構いませんが、起業や開業に取り掛かる際には、確固たるものになっている必要があります。

まずは「なぜ起業や開業するのか」そして、「起業や開業してから何をするのか」を考えましょう。
この2つは起業や開業する際の根源となるものです。この2つが明確でない場合は、まだあなたは起業や開業する準備ができていないと考えられます。

そして、「それをやることで自分は今より幸せになれるのか」、逆に「他人や社会を幸せにできるか」を考えてみます。
自分が幸せになるのはもちろん、他人や周囲を幸せに出来れば、事業を成長させていくことで得られる喜びは大きなものとなります。事業を大きくすることで変わる社会や向けられる感謝は、様々な困難に立ち向かう力をくれるでしょう。

自分や周囲の「幸せ」は、理由や動機を強めてくれる

前述したように、自分が幸せになるのはもちろん、他人や周囲を幸せに出来れば、事業を成長させていくことで得られる喜びは大きなものとし、結果、困難にぶつかり心が揺らいだ時、大きな力となってくれます。

しかし、「それをやることで自分は今より幸せになれるのか」「他人や社会を幸せにできるか」の部分が欠けていたとしても、「なぜ起業や開業するのか」そして「起業や開業してから何をするのか」が明確なら、成功することは可能です。
ただし、事業を進めていく上でより強い気持ちが必要になることを覚悟しましょう。

理由や動機の種類を理解しよう

起業や開業するための理由や動機は、以下の2つに分けられます。

  • 人に雇われず、自分で全てのことをやりたいという「独立」動機
  • こんな仕事や事業をやってみたい、起こしてみたいという「起業」動機

独立動機は働き方についての理由や動機であり、起業動機は働く中身に対しての理由や動機です。
似ているようで、独立動機と起業動機は異なる思いであり、両方の動機があることが、起業や開業を成功させるために大切です。

起業や開業の勇気を与える「独立動機」

起業や開業するということは、全ての責任を自分で負うということです。
自分や家族の生活はもちろん、従業員やパートナー企業、そして関係する全ての方々の人生に少なからず影響を与え、何かあれば責任をとる必要があります。

その覚悟は大きなものであり、この壁を乗り越えさせてくれるのが、「自分をもっと成長させたい」「自分の裁量や判断で仕事をしたい」「周囲や世間から評価されたい」などの「独立動機」になります。

起業や開業を継続する力を与える「起業動機」

思い切って起業や開業したものの、市場や顧客から支持される仕事や事業を行えなければ意味がありません。自分や家族、そして従業員が長い間生活していけてこそ、起業や開業した甲斐があります。

そのためには事業の継続が大切であり、その間に直面する様々な困難や障害を乗り越え続けていくためには、「自分が本当にやりたいことを仕事にしたい」「起業や開業してこのようなことを実現したい」「起業や開業によりもっと多くの稼ぎを得たい」などの理由や動機が大切なのです。