下川慎一郎司法書士事務所

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地域情報

筑後市

筑後市は、福岡県南部の筑後平野のほぼ中央部に位置し、北に久留米市、東は八女市、南はみやま市、西は大木町に隣接している、おおむね平坦な地形を持つ東西7.5km、南北8.2km、総面積41.85km2の都市です。温暖な気候と肥沃な土地、恵まれた水を利用して、古くから米、麦、イ草、梨、ブドウ、八女茶をはじめとする農業が盛んに行われてきました。また、副業として始まった綿織物も、絣をはじめとして市を代表する特産品となり、広くその名が知られています。

羽犬塚駅

福岡県南部の筑後平野の中央に位置し、『八女茶』の産地として知られる「筑後市」。その大字山ノ井に設けられているのがJR鹿児島本線「羽犬塚駅」です。市の中心部に立地する主要駅であり、特急「有明」の一部と快速以下の全車両が停車し、1日の平均乗客数は約3千100人になります。

なお、「はいぬづかえき」という珍しい駅名は、開業当時当駅が八女郡羽犬塚村に所在していたことに由来します。また、その地名は、かつて豊臣秀吉が九州進軍のおりに、この地において両翼の犬との死に出合い塚を造って弔ったことから付けられたとされています。

駅の開業は、明治24年、九州鉄道の駅としてでした。その後、明治40年に九州鉄道の国有化により国鉄の駅となり、昭和62年に国鉄分割民営化によってJR九州の所属となって、現在に至ります。なお、現在の駅舎は九州新幹線の開通に伴って高架化が行われた際に建て直しされて、平成21年に完成したものです。

駅近隣の観光スポットとしては、南西約1kmのところに「水田天満宮」があります。ここは、「太宰府天満宮」と並んで九州二大天満宮の1つに数えられている菅原道真を祭神とする古社です。境内にある本殿と石鳥居は県重文文化財になっている他、「恋命(こいのみこと)」を祀っていて『良縁幸福の神様』や『恋の神様』として若い女性を中心に連日、多くの参拝客が訪れる「恋木神社」もあります。