坂本・江良事務所
地域情報
室蘭市
室蘭市は、北海道の南西部に位置し、1872年の開港以来、港を中心に製鉄・製鋼・造船などの北海道の中心的な工業都市として発展し、2002年に「ものづくりのマチ」を宣言しました。2012年には、開港140年・市制施行90年を迎えました。
室蘭駅
北海道南西部に位置し、鉄鋼の街として栄えた「室蘭市」の、かつての表玄関だったのが室蘭本線「室蘭駅」です。室蘭本線の終点駅で、現在の駅舎は平成9年に移転して新築された4代目になります。ちなみに、3代目の旧駅舎は残されていて「準鉄道記念物」に指定されています。
駅は、明治23年に北海道炭礦鉄道が「エトスケレップ(アイヌ語で「岬」の意味)」に仮桟橋を設置した際に始まり、翌年の明治24年に正式に開業しています。その後、駅舎の建て替えなどから場所を変えたりしましたが、初代の駅舎があったのは、移転新築された現在の新駅と、ほぼ同じ位置でした。
室蘭市の中心部が4駅隣になる「東室蘭駅」周辺に移ってしまっていることから、現在の1日の平均乗車客数は600人ほどです。
駅の周辺の観光スポットとしては、駅の北側約500mの場所に国際拠点港湾「室蘭港」があり、港からは東日本最大の吊り橋である「白鳥大橋」が架かっている光景を望むこともできます。また、駅のすぐ北側には陸上競技場などがある「入江運動公園」も設けられています。
その他、北東部1㎞ほどの場所には、札幌へ続く札幌本道(国道36号)の建設に当たって測量に用いられた標高約200mの「測量山」があります。