地域情報

日田市

日田市は、2005年3月に旧日田市、前津江村、中津江村、上津江村、大山町並びに天瀬町の1市2町3村が合併し誕生しました。北部九州のほぼ中央に位置し、周囲を阿蘇・久住山系や英彦山系の美しい山々に囲まれ、これらの山系から流れ出る豊富な水が日田盆地を流れています。古くから北部九州の各地を結ぶ交通の要衝として栄え、江戸時代には幕府直轄地・天領として西国筋郡代が置かれるなど、九州の政治・経済・文化の中心地として繁栄し、当時の歴史的な町並みや伝統文化が今なお脈々と受け継がれています。

日田駅

大分県北西部に位置し福岡県の「うきは市」と隣接している「日田市」の主要駅が久大本線「日田駅」です。日田彦山線の列車も全ての列車が乗り入れていて1日の平均乗客数は約900人になります。

駅は、昭和9年に「筑後吉井駅」までの線路が完成した際に開業しました。その後、昭和62年にJR九州の所属となって現在に至ります。

主な駅弁としては、「たかな巻すし」や「たかなそぼろ弁当」、「鮎すし」などがあります。

駅近くの観光スポットとしては、市の中心部に駅があることから周辺には大型店舗をはじめ「駅前通り商店街」や「日田市中央商店街」などがあります。

また、駅の南方2㎞足らずの位置には、無料の工場見学ができて、敷地内でバーベキューも楽しめる「日田森のビール園」や地元名産の食品や工芸品などが揃った物産館「森の風」などがある「サッポロビール九州日田工場」が設けられています。さらに、駅の南西600mほどのところを流れる「三隅川」沿いに8軒の旅館が点在している「日田温泉」もあります。その他、駅の北方500mの場所には、江戸時代後期に生まれた儒学者・廣瀬淡窓（ひろせたんそう）が開いた日本最大規模の私塾「咸宜園（かんぎえん）」の跡が残されていて「咸宜園教育研究センター」も併設されています。ちなみに、その名は「咸く宜し（ことごとくよろし）」から取られていてます。