木村建一司法書士事務所

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地域情報

かみのやま温泉駅

山形県村山地方に位置する上山市にある「かみのやま温泉」の玄関口になっているのが奥羽本線「かみのやま温泉駅」です。奥羽本線は愛称として「山形線」と呼ばれ、奥羽本線を走るミニ新幹線である山形新幹線も同線を経由して「山形駅」方面に向かいます。

同駅は、その山形新幹線も停車する駅で、別名「鶴脛(つるはぎ)の湯」と呼ばれる、約550年の歴史があると伝わる人気温泉地の「かみのやま温泉」への観光客を中心に1日の平均乗客数は約1千700人を数えます。

駅は、明治34年に「上ノ山駅」という名前で開業しました。その後、昭和62年にJR東日本の所属となり、さらに平成4年に山形新幹線の「福島駅」と「山形駅」の間が開業した際に今の駅名に改称されました。

白いお城を思わせる今の駅舎は平成6年に改築されたものですが、『上山城をモチーフにした風情ある駅舎を有する』ということで平成14年に「東北の駅百選」に選ばれています。
駅の周辺の観光スポットとしては、駅の北500m足らずの位置に江戸時代には上山藩の藩庁が置かれた城の3層の模擬天守を再現した「上山城」があります。なお内部は郷土歴史資料館になっています。
また、駅の北西約1㎞の場所には、1629年に起こった「紫衣事件」によって上山に流された京都大徳寺の僧だった沢庵に上山城主土岐頼行が仮住まいとして与えた「春雨庵」があります。

上山市

上山市は、山形県の南東部に位置し、蔵王連峰の裾野に広がっています。市内を蔵王川・須川・前川が流れ、北東に向かって凹面を見せた半円状の盆地に市街地が形成されています。積雪は比較的少なく、暴風雨等は稀で気候的には恵まれています。