地域情報

平岸駅

札幌市営地下鉄南北線「平岸駅」は、同駅以南は地下鉄が終点の「真駒内駅」まで地上に出てアルミ合金製のシェルターで覆われた高架を走ることで知られています。

駅の周辺は札幌市の中心市街地の南端に当たることから、多くの商業施設やマンションが立ち並んでいて、その利用者や住民などを中心に1日の平均乗車客数は約8千にのぼります。駅の開業は昭和46年の南北線が開通した際で、南北線の駅の中では唯一、プラットホームが東西を向いている形で設けられています。

駅周辺の観光スポットとしては、駅の西側約600mのところを「豊平川」が流れていて、その川沿いには「中島公園」などがあります。また、北東部800mの場所に「札幌市緑化植物園豊平公園緑のセンター」がある他、西側約1㎞の位置には「月寒公園」もあります。

その他、2㎞ほど西側には美しい夜景で知られる「藻岩山」がそびえ立っています。また、1約1㎞南には広大な「平岩霊園」もあります。なお、名物にもなっているシェルターは、降雪の影響を受けることなく列車を走らせるために考案された、世界でもここだけしか観られないものですが、
冬場の天井に積もった雪は近隣の迷惑にならないように、夜に手作業で除雪しています。